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今度こそ本気で仙台近郊区間大回り乗車の旅を敢行してきた

アニメ・ゲーム-駅メモ アニメ・ゲーム

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今回は本気です。

前回のように充電ケーブルを忘れて中断……なんて事態が絶対に怒らないよう、事前の持ち物確認をしっかり済ませています。今週こそ、今週こそは仙台近郊区間大回り乗車の旅、そして駅メモ的には陸羽東線の赤新駅潰しを成功させます。

 

長町駅 6:07発 郡山行き

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見てくださいよ、この暗さを。

冬の朝6時ですから、外はまだ真っ暗です。早起きに失敗して7時半スタートとなってしまった先週を踏まえ、今週は無睡眠で大回り乗車に挑みます。

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東北本線を福島に向けて南下していきます。つまり、今週は時計回りでやっていくわけです。そのほうが全体的に接続が良いんですよね。

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仙南の内陸部に分け入っていくにつれて雪が多くなっていき、福島県との県境を超える頃にはすっかり雪国です。そこから福島の街へ下っていくわけですが、平地まで降りてきてもまだまだ雪国です。

 

福島駅 8:05発 米沢行き

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続いて米沢行きの奥羽本線に乗り換えます。

この区間は普通列車が1日に5本しかありません。特急……というかミニ規格の山形新幹線なら1時間に1、2本以上は確保されているわけですが。

地図を見ていただけると分かる通り、福島と米沢の間は山岳地帯も山岳地帯、秘境駅の宝庫なのです。近距離輸送の需要がまるでないので、普通列車が5本運行されているだけでもありがたいと思いますね。

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「ご協力ありがとうございました」

女性の車掌さんの声でハッと目が覚めます。どうやら寝ている間に検札が行われていたようです。車掌さんに「大回り乗車してます」って言ってみたかったんだけどなぁ……。

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寝ている間に豪雪地帯へ突入していました。

なんか……うん、なんか。雪は好きじゃないです。地元の存在を思い出して憂鬱な気分になります。なんなら仙台程度の積雪でも拒絶反応が起きます。

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山形方面から来た719系の同志とすれ違います。1両に3人程度しか乗っていないこちらとは対象的に、反対方向はそれなり乗客が多いようですね。

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そして川の流れよりも遅い新幹線……もとい山形新幹線のE3系とすれ違います。

在来線と軌道を共にする福島ー米沢間は、最高速度が130kmに抑えられ、表定速度では70.1kmという超鈍足運行です。こちらの表定速度は51.1kmなので、相対速度は120.2kmですね。すれ違いざまの撮影も不可能ではありません。

 

米沢駅 9:39発 山形行き

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山形県に入りました。国境を越えたらすっかり雪国です。

キワモノ塗装のつばさと、キワモノ設備のとれいゆが並んでいます。ミニ規格用とはいえ綺麗で立派な新幹線に挟まれて、仙台支社有数のボロ……もといベテランの719系は肩身が狭そうですね。

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えっ、なにこれ。

この「きてけろくん」なるキャラクターが、山形県の形をあしらったものであることは明白ですよね。そんで、山形県の形が野原ひろしの横顔に似ているなんて言われることが多いのも、画面の前の皆様ならご存知のはず。

でもさ、これさ、どう見てもさ。

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チーバくんのパクリだよね。

オマージュと言ったほうが良いのか、あるいはリスペクトと言うべきか。そういう言い方をするほうが穏便に済ませられるとは思うけれど、なんだか腑に落ちないような。

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さて、奥羽本線を北上します。

米沢を中心とした置賜地方は、山形県の中でもわりかし積雪量の多い地域です。このまま奥羽本線を北上して、山形市あたりまで行けば、この忌々しく嫌がらせのように積もった雪も少なくなるはず。

 

山形駅 11:30発 新庄行き

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と思うじゃん。

この日の山形市の積雪量は21cmです。数字的に見ればたいした積雪ではありませんが、見た目的にはそこそこ積もっているようです。ああ忌々しい。

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さて、1時間待ちです。

左沢線のキハ101系の、けたたましいなんてレベルで済まされないアイドリングの音を聞きつつ、ひたすら次の列車を待ちます。アイドリングストップという概念はどこへやら。この爆音が逆に勇ましく感じます。

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1時間に1本、たった2両で運行される上、更には盲腸線という、ローカル線ここに極まれりといった趣の左沢線ですが、昼間っから結構な数の乗客を乗せて発車していきます。乗客の殆どが北山形で下車したら笑い事じゃないですよね。

山形駅はいつ来てもこんな感じです。

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さて、更に北上して新庄駅を目指します。

土曜日とはいえまだお昼前にも関わらず、車内はそこそこ混雑していました。ぎゅうぎゅう詰めというほどではありませんが、大きめのリュックやスーツケースを装備されている方が多く、僕の膝にガツガツ当たってくすぐったいです。

 

新庄駅 13:01発 鳴子温泉行き

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山形新幹線の終着駅です。まったりと地べたを這いつくばるE3系とはここでお別れです。続いて陸羽東線に乗り換えますが、珍しく接続が良いため、新庄駅には10分程度しか滞在できません。

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さて、陸羽東線で奥羽山脈を越え、太平洋側の小牛田を目指すわけですが、ここで僕は失態を犯してしまいます。車両の進行方向左側の席に座ってしまいました。

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陸羽東線に乗車した経験のある方ならお分かりでしょう。陸羽東線上りは、進行方向右側のほうが圧倒的に景色が良いのです。まず最上川は主に右側を流れていますし、地形的にも右側のほうが開けていて、遠くの山々まで見渡せます。

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しかし時既に遅し。陸羽東線は1時間に1本あるかないかのローカル線ですが、沿線には温泉地が多く、休日であればそれなりに観光客の姿も見られるのです。車内の座席は既に埋まってしまっていて、新庄出発直後は立ち客も出ていた程でした。

はー……結局スマホとにらめっこか……。

 

鳴子温泉駅 14:10発 小牛田行き

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ここで一度乗り換えです。小牛田まで通しで乗車する皆様が、ホームの階段をダッシュで駆け上がっていきます。とはいえ、東海道本線の米原ダッシュあたりに比べたらぬるいもんですよ。ねぇ。

ええ、座席は確保できず。小牛田まで立ちます。

 

小牛田駅 16:33発 石巻行き

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現在時刻は15時10分。明るいうちに宮城県へ帰って来られました。太平洋側です。とうとう雪国を脱出しました。ここから東北本線に乗り換えれば、1時間と掛からず仙台へ帰ることが可能です。

ですが……。

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先日の宿題を回収しに行きます。駅メモ的なことを言うと、石巻線の中で陸前稲井駅だけがまだ未踏破なのです。大回り乗車で行ける範囲の外ですが、石巻駅まで行けばレーダーで取得が可能でしょう。

さて、次の石巻線の発車時刻はというと……?

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16時33分まで待ちました。接続が悪いったらありゃしない。それで石巻駅までの所要時間が30分ちょっとだって言うんだから、牛歩戦術感が半端ないったらありゃしないです。

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風を切って田園地帯を進みます。

石巻駅の二駅手前、鹿又駅を発車したところで、同じ車両に乗っていたおっさんが「ちょっと!おい!」なんて叫び、1両目後方のドアをガンガンと叩きました。

そしてつかつかと運転士さんの元へ詰め寄り、今度は1両目前方の一度ドアを叩いて「ちょっと!降りるんだけど!止まれ!」なんて叫びます。

運転士さんは「ワンマン運転なので1両目の1番前のドアしか開かないんですよ」と制しますが、おっさんは「だったら事前に言っておけ!」なんて喚き散らします。車内アナウンスが聞けない人っているもんなんですね。

 

石巻駅 17:53発 仙台行き

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陸前稲井駅、レーダー使用で取得完了。

あとは仙石線、仙石東北ラインで仙台へ帰るだけです。次の列車の発車時刻は、仙石線が17時25分、仙石東北ラインが17時53分と28分の差がありますが、仙台駅到着時刻はどちらも18時52分のようです。

折角なので仙石東北ラインで帰りましょうかね。

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外が暗いので景色は楽しめませんし、スマホゲーはデレステと駅メモくらいしかプレイしていません。というわけで、仙台までの道中はこのモニターを監視していくスタイルを選択します。

 

18:52 仙台駅到着

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我がホームタウン、仙台シティーへ帰ってきました。

仙台のことを「我がホームタウン」だなんて言うと、一部の五月蝿い人たちが「お前は死ぬまで青森市民なんだよ!」と茶々を入れて来て厄介なのですが、今の僕は誰が何と言おうと仙台市民です。ええ。

 

自動改札は通れないので、おとなしく有人改札へ向かいます。

 

ぼく「あの、大回りで来たんですけど」

駅員さん「ああ、朝に乗ったんですね」

 

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領収書をいただきました。しっかり「185円」と記載されています。宮城、福島、山形の3県、400kmの道程を13時間かけて巡り、その結果の運賃が185円です。

うん、感動的。無意義だとは思うけれど。

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13時間ぶりに改札の外の世界へ出てきました。ブレブレで分かりづらいかと思いますが、誰が何と言おうと外の世界です。具体的には仙台駅前のペデストリアンデッキです。

さて、地下鉄乗っておうち帰ろ。

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