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仙台近郊区間で大回り乗車しようとして失敗した

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タイトルで「失敗した」とは言ってみたものの、大回り乗車という行為そのものには成功しています。ルートは大幅に短縮せざるを得ないことになってしまいましたが。

当初の予定では、仙台駅から仙石線or仙石東北ラインで石巻へ向かい、石巻駅から石巻線、陸羽東線を経由して新庄へ。新庄からは山形線を南下して終点の福島へ。福島からは東北本線を北上し、大回り乗車のルールに反さぬよう仙台駅の1駅手前の長町駅で下車というルートを辿る予定でした。

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ですが、実際に実行してみたところ、仙台駅から仙石線で石巻へ向かい、石巻駅から石巻線で小牛田駅へ、小牛田から陸羽東線に乗り換えようと思ったものの、予定を変更して東北本線に乗り換え、東仙台で下車するという超小回りルートになってしまいました。

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理由は至って単純。

大回り乗車の旅のついでに、駅メモもプレイしちゃおうと考えた僕は、16000mAhと5200mAhのモバイルバッテリーをフル充電にして持っていきました。

駅メモはGPSをフル活用するというゲームの性質上、スマホのバッテリーを馬鹿みたいな超絶ハイペースで食っていってしまうわけです。朝にはフル充電だったNexus5Xは、小牛田駅に到着した時点でバッテリー残量37%でした。

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というわけで、Nexus5Xを充電しようとカバンの中を漁ってみたところ、なんとケーブルが見つからないのです。モバイルバッテリーとスマホだけあっても、ケーブルが無いんじゃ充電できないじゃないか……。

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ホームの反対側に目を向けると、仙台行きの東北本線が止まっていました。陸羽東線は発車まであと5分。このまま新庄まで行っても、Nexus5Xのバッテリーが無ければ駅メモはできない。となると、仙台行きに乗り換えるのが賢明な判断だったわけです。

そもそも、今回の旅は出だしからクダクダしていました。

 

7:41 仙台駅

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仙台駅前でさえこの積雪。さむいつらいしぬ……。

さて、当初の計画では、仙台駅を6時31分に発車する仙石線石巻行きに乗車する予定でした。現在時刻は7時41分です。1時間10分の寝坊ですね。この時点で計画が総崩れです。

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どうしてこうなってしまったのか。全てはお布団さんが悪いのです。

寂しがり屋のお布団さんが「だめ……でていっちゃいや……」なんて囁くので、お布団さんのことを何よりも大事にしている僕は、つい二度寝をしてしまったわけです。気がついたら6時29分でした。

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とりあえず仙石線のホームへ行きます。

仙石線自体は首都圏並みに本数の多い路線ですが、その殆どが東塩釜止まりで、東塩釜から石巻までは1時間に1本のローカル線状態となります。バイパス的存在の仙石東北ラインと合わせてもいいとこ1時間に2本です。

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次の石巻行きが来るまで、205系が行ったり来たりする様子を眺め続けます。

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205系を眺め続けるのにも飽きたので、東塩釜止まりの列車に乗ることにしました。朝の下り列車なので車内はガラガラ、乗車率で言えば20%くらいでしょうか。

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小林賢太郎の戸塚区ラップにも登場した下馬駅です。「由宇 勢浜 西湖 出水 六軒 由宇蔵王 下馬 大洗 由宇 能生 三井 恩田 東京」ってやつです。

 

8:38 本塩釜駅

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東塩釜の一駅手前、本塩釜で降りてみました。海沿いの塩釜でさえこの積雪……仙台民を殺しにかかっているとしか思えませんね。雪国が嫌で青森を出てきた僕はひたすら憤怒するばかりです。

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10分ほど待っていると石巻行きが入線してきました。相も変わらず水色の205系ですね。これに乗って今度こそ石巻へ行きます。

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あー……海だー……生き返るー……。もう山暮らしは嫌だ……丘の上のニュータウンなんて大嫌い……港町に住ませてくれー……。三浦半島なんていいよなぁ……。

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鉄らしき人「うわ、マンガッタンライナーだ。撮っておかなきゃ。石ノ森章太郎の漫画の列車が云々……」(ガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャガシャ)

同じ車両に乗っていた鉄らしき人が、キワモノもといマンガッタンライナーに反応します。僕なんかは別に鉄道ファンではないので、写真は全てスマホで適当にカシャカシャ撮っていますが、鉄らしき人は気合いの入った仰々しいカメラで撮影していました。

 

9:43 石巻駅

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ここから石巻線に乗り換えて小牛田方面を目指したいところですが、次の列車の発車時刻は10時36分だそうです。外は海からの冷たい風が吹き荒れていますが、待合室は暖房がガンガンに効いて暖かいはず。

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ファッキンコールド!!!

待合室が暖かくないです。外とあまり変わらないです。そういうわけで、外に出て写真を撮ります。適当に写真を撮りつつ10時36分までひたすら待ち続けます。

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HB-E210系の塗装センスはどうにかならないのかな。まるで工事用のアルミテープを適当にベタベタ貼ったみたいだ。現代アートじゃないんだからさあ。

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何の変哲もないキハ110系かと思いきや?

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何この色気違い。デザイナーの首切っちゃっていいよ。

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「春先どり あったか房総」ねぇ。つい2週間前に乗った内房線は、車内で息が白くなるくらい寒かったんだけど、JR東日本さんはあの地獄を「あったか」と申すのか。

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1時間近く待って、ようやく石巻線の上り列車がやって来ました。これに乗って終点の小牛田を目指します。駅メモ的なことを述べると、石巻線は前谷地までが赤新駅なので経験値がおいしいですね。

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道中の車窓はずーっとこんな感じ。田んぼ、田んぼ、田んぼ、低い山をトンネルでぶち抜いた先にも田んぼ。どうやら風が強いらしく、外からは「ビュュルルルルルル!!!」と風を切る音が聞こえてきます。

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前谷地から乗ってきたJKらしき4人組が、バイトやら彼氏やらの話で盛り上がっています。青春らしい青春がなかった僕にとってはひたすら羨ましい限りですね。

 

11:11 小牛田駅

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石巻駅を出発してから25分、終点の小牛田に到着しました。

平成の大合併で大崎市に組み込まれる以前の小牛田町は、町域人口がだいたい2万人ほどで、「町村」という括りで見ればそこそこ大きめでしたが、「都市」という括りでは田舎極まりない小規模自治体だったわけです。

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しかし鉄道的な観点から見れば話は別で、小牛田駅は東北本線、石巻線、陸羽東線が乗り入れるターミナル駅です。電車1本で仙台へ行ける恵まれた環境にあるので、下手したら僕の故郷の青森市(人口28万)よりもずーっと住みやすそうですよね。

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陸羽東線のキハ110系が入線してきました。お前はラッセル車かよと突っ込みを入れたくなります。古川から先の陸羽東線は山岳路線なので、そこを走る列車に雪が付着するのは仕方が無いのですが、ちょっとこの量は異常なんじゃ……。

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ここから先は前述の通り。陸羽東線のキハ110系に乗り込むまでは良かったものの、車内でカバンの中を漁ったところ、ケーブルを忘れてきたことが発覚し、慌ててホーム反対側の東北本線仙台行きに乗り換えました。

 

さて、今回の旅は散々な結果に終わってしまいましたが、これで終わるわけがありませんね。駅メモ的なことを述べると、陸羽東線も古川より先は赤新駅なので経験値がおいしいのです。もう一度挑戦しないという選択肢が存在しませんね。

つづく。

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