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PPAPは「面白い」「つまらない」の評価軸で語るものじゃないでしょ

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たまにはこういった流行り物にも言及してみようと思ったり思わなかったり。

「海外じゃ大人気らしいけど、正直何が面白いか理解できない。つまらない。不快。気持ち悪い。外国人の感性はおかしい」と巷で酷評を受けていることでお馴染みのPPAP。

まあ、分からないでもないです。

こうして擁護に走ろうとしている僕でさえ、「Pen Pineapple Apple Pen」のフレーズや、あるいは表情、動作なんかで笑えるのは、せいぜい小学生か幼稚園児だけだろうなとは思います。

これはあくまでも憶測でしかないんですが、ピコ太郎……もとい古坂大魔王は、別に視聴者を笑わせようと「PPAP」を作ったわけじゃなくて、「流行らせよう」として作ったんじゃないかなー?って気がするんですよね。


「Pen Pineapple Apple Pen」という単純なフレーズの中に、世界中で大流行する要素が詰め込まれています。たとえば、聞くのも発音するのも気持ち良い破裂音の繰り返しだとか、全世界の誰もが知っている「Pen」「Pineapple」「Apple」という簡単な単語だけを使っていることだとか。

「Pen Pineapple Apple Pen」。笑えるわけではないし、意味不明だし、そもそも意味なんて一ミリどころか一マイクロさえ存在しません。しかし耳には残りやすいので、一度聞いたら覚えてしまう。いつの間にかついつい口ずさんでしまう。話題が話題を呼び全世界に伝染していく。

そういうのを狙って制作されたんだろうな……と思うんですよね。


流行っているか流行っていないかという評価軸で見れば、「PPAP」は文句なしに大成功の部類に入るわけであって。だからさ、「PPAP」を「つまらない」「笑えない」と評価するのは野暮ですよ。

ラーメンズの小林賢太郎なんかを見てると強く感じされられますが、「芸」「芸人」「コメディアン」っていうのは、観客を笑わせるだけが全てじゃないはず。「芸=笑い」なんて安直な考えが世間を支配している現状は、「芸」の多様性を狭めてしまうことに繋がってしまうこと間違い無し。いやー怖い怖い。

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以上、古坂大魔王と同じ青森県青森市出身の僕による、古坂大魔王とPPAPを擁護する文章でした。別に同郷のよしみだなんて偉そうなことを考えたわけではないけれど、なんとなく擁護したくなってしまったから書いてみました。

ちなみに、ロングバージョンの「Long Pen」のくだりは純粋にクスッときた。

(C) 2013-2017 これは放熱ダクトですから!