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定禅寺ジャズフェス2016で、世にも奇妙な踊るジャズベーシストに出会った

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仙台の街全体にステージが設置され、今年度は総勢750組5000人のアーティストが参加する国内最大規模の音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台」で、面白い二人組を発見したので、画面の前の皆様にもご紹介しようと思う。

発見した場所は、碓かステージ番号23番の「一番町三丁目水のオブジェ」だったと思う。真っ赤な衣装の男女二人組が、今まさにライブを始めようとしていた。

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「ボーカルとベースだけの珍しいジャズバンドです。是非笑っていってください」

ボーカルの女性がユミさんで、ベースの男性がマコトさん。二人合わせて「マコトユミ」という名義で参加しているらしい。安直なネーミングだとか、二昔前の漫才コンビみたいだとか、そんなことは口が裂けたら言えない。

僕はジャズに関してはまったくの素人なので、ボーカルとベースだけのジャズバンドが珍しいものであるかどうかは分からないけれど、言われてみればそうだ、ジャズバンドと言えば普通はもっと大人数で演奏しているような気がする。

そして更にもう一つ珍しい点。

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「この人おかしいんですよ。ジャズベーシストっていうのは普通もっと落ち着いて演奏するものなんです」

ベーシストのマコトさんが、演奏中にくるくると回り、飛び、踊るのだ。ユミさんにはその姿があまりにもおかしく見えたらしく、気が散って歌詞を飛ばしてしまうなんて場面も。

そして恍惚の表情。

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「この人はベーシストなんだか、パーカッショニストなんだか、あるいはダンサーなんだかよく分かりませんね」

おしゃべりなユミさんとは対照的にマコトさんはあまり喋らない。というかユミさんがトークしている間も演奏を続けている。時折「I Love 仙台!」と叫ぶことはあれど、後はひたすら沈黙するのみ。シュールギャグか何かかな?

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「ここ音響いいですよね、声がよく響いて。歌っていて気持ち良いです」

そんなことばかり書いていると、読者の皆様に「マコトユミ」が色物ジャズバンドだと受け止められてしまうかもしれないので、フォローの意味も含めて言わせていただこう。この二人のライブはガチだ。聞き惚れる。今日聴いた中でも一番良かった。冗談抜きでずーっと聞いていたくなる。

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「聴き足りないという方は、明日もライブがありますので。この二人にもう一人加えて三人でライブします」

はい、ここで朗報。お二方は二日目も出演されるそうなのだ。場所は21番ステージの電力ビルグリーンプラザ、建物の中の雨が降っても大丈夫なホールで、時間は13時35分からの30分間。この記事で興味を持たれた方は是非行ってみよう。

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