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『青森ねぶた祭り 2015』6日目 地元民の視点でレポート

青森ネタ

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「凄みのあるエレクトリカルパレード」  ~ ラーメンズ第15回公演 ALICE/不思議の国のニポン より

「スペインのトマト祭りにも少ししか引けを取らない」  ~ 青森最後の詩人ひろやー/津軽ねぶた節 より

本当はねぶたとかいうリア充とマイルドヤンキーの祭典なんてスルーする予定だったんだけど、たまたまアニメイトで例の納豆巻きフリークなN君とエンカウントしちゃって。それでN君が「今からねぶた行くんだ」なんて言うから、じゃあ俺も行ってみようかなと思ったわけで。

で、結論から言うとね、すごく楽しかった。今までの人生の中で一番楽しいねぶただった。

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活発なリア充連中とねぶたに行くと、あちこち屋台やら何やらに引き回されて、食べ物飲み物大量に腹に詰め込んだまま走り回ったりしてだよ、もう楽しむとかそういう次元の問題じゃなくなるんだよね。

でも今回のお供は出不精で引きこもり気質なN君だ。良さそうな観覧スポットに陣取ったらもうそこから動かないっていう。だから疲れない。腹も痛くならない。

そういうわけだから、今回はじっくりねぶたを撮影できた。もちろん事前に撮影の準備してたわけじゃないからスマホカメラでの撮影だったけど。

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だけどXperiaのカメラって侮れないよね。自分は14年夏モデルのZL2だけど、限界までEV下げればそこそこ綺麗に撮れる。Z4使ってるN君はもっと綺麗に撮れてるんだろうけど。

ただしハネトを綺麗に撮るのは厳しい感じ。発光してる山車であれば光量不足になることはないんだけど、まさか人間が発光するわけないしなぁ。

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俺「ハネトはあんま綺麗に撮れないなー」

N「…(ガシャガシャガシャ)」←連写で撮ってる

俺「…(笑いを堪えてる)」

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俺「ちょっwwwwwwえっwwwwwwあれピョンヤン市って書いてるwwwwww」

N「どれ?」

俺「ピョンテク市だった」

N「なんだよ」

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個人的に一番好きなのはこの下のやつ。JRの「津軽海峡 義経飛龍」だってさ。来年開業の北海道新幹線にちなんで義経が津軽海峡を渡る様を表現したんだとか。なんか市長賞取ったらしいね。

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ふと思ったんだけどさ、義経モチーフのねぶたって毎年必ず出てきてるよね。それも一台だけじゃなくて。今年だってJRの他に東北電力も義経じゃなかったっけ。そりゃ龍飛に義経伝説あるもんね。義経が人気な理由も分かるけど。

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俺「おーバケトだバケト」

N「…(ガシャガシャガシャガシャガシャ)」←まだ連写してる

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リア充「エァアルァッセェラァァァァァァッ!ルァッセェルァアアアアアアアアアア!」

俺「リア充とマイルドヤンキーにはついていけない。あいつら怖い」

N「はぁ」

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N「見ろ。金の亡者が走り回ってる」

俺「鈴拾い懐かしいなー。やったことないけど」

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そしてこれが今年のねぶた大賞。日立の「三井寺合戦 新田四天王大暴れ」だってさ。なるほど、まったくわからん。いやうん、なんとなく斬新さは感じられるけどさ。

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この日立だけに限らずさ、最近のねぶたって構図が複雑で奇抜だよね。昔のねぶたってもっとシンプルだったよね。気のせいかな。

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N「さっきから落ちてる鈴で無意識に足つぼマッサージしてた」

俺「鈴潰れてんじゃん」

N「俺の重みだけでこうなったのかな」

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俺「Z4はどうよ?綺麗に撮れてる?」

N「んーっとね。ムービーで撮って、いいなって思ったとこスクショしてる」

俺「その手があったか」

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気が付くと時間は21時。ねぶた終了の号砲が鳴り響く。これで今年のねぶたは終了。厳密に言うと7日の昼間にも運行するし、花火大会でも海上運行するんだけど。だとしても本当のねぶたらしいねぶたはこれで終了。

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自分にとっては青森で過ごす最後の夏の、最後のねぶただったわけで。どこからともなく沸き上がってくる寂寥感はあるけれど、きっと夏が終わる頃には忘れてるんだろうなぁ。

改めて思うけどさ、やっぱりねぶたって凄いね。長く辛く暗く厳しい冬を幾度と無く乗り越えてきた28万の猛者達が短い夏を謳歌する姿には敬意を払わざるを得ないっていうか。いや自分もその一人なんだけど。

あぁやっぱり青森が大好き。市民所得は東京の半分だし、基本的にみんなダメ人間だし、人間関係は閉鎖的で過干渉気味だけど、やっぱり青森が好き。ここが故郷で良かった。

最後の夏にそう思えた自分はきっと幸せだと思うんだ。

(C) 2013-2017 これは放熱ダクトですから!